頸椎椎間板ヘルニアの彼女
2017.02.12
「だから、この首の痛みを何とかしたい・・・。」
「育児に協力してくれているパパにも申し訳ない・・・。」
彼女は、病院でついた診断名は、第4/5頸椎椎間板ヘルニア
左手の肘から手指のしびれ、頸から肩までの痛み
産後1年ほどしか経過しておらず、左腕に子供を抱えていることが多く、
同時に二人の子供を抱えることも多かったそうです。
さらに、出産から体形も変化し、腹部が緩み、骨盤も以前より開いたという。
首の痛みから気分不良となることもあり、ついイライラしてしまったそうなんです。
そんな、イライラして家族に当たってしまう自分を責めてしまい、施術中にそんな気持ちを吐露してしまうことがありました。
症状が、首の痛みや手のしびれであっても、その原因は、
左腕で長時間子供を抱くからだけではないんです。
出産時の身体の変化、
それ以前の生活習慣、仕事、
過去の病気や怪我。
これらがも影響しあい、その結果として現在の症状が出現してきていると考えています。
詳細に問診すると、
足がつらい。
腰も痛い。
出産後は、休めと言われ、しばらく休んでいる時期が長かったことによる筋力、体力低下。
など推測される原因はありました。
それプラス、
全身の検査結果、
客観的な体の検査、
と比較し、大きい順に問題を取り除くために、
今回も、症状は首とはいえ、施術は全身に及びました。
回数を重ねるごとに、
手のしびれがとれ、
腰の痛みがとれ、
肩の痛みがとれ、
大胸筋の痛みがとれ、
首の痛みがとれ、
また肩の痛みが出現したがとれ、
また首の痛みが再現したがとれ、
今度は側頭部の痛みまで出現したがとれ、
ついには現在はほぼなくなりました。
すこし足が張るぐらい・・・。
そして、イライラも減った・・・。
そしてふたたび、妊娠し、現在は妊婦さんだが、メンテナンスに通う日々。
また次の出産後に、なるべく身体の負担が減りますように。
体力が早く回復するように。
これからも、取り組みましょう!
そんな風に、お客様の人生に寄り添える。
そんな存在に、これからもなってゆきたいと思う日々です。